遅延損害金

残業代にも利息はつきます。遅延損害金も請求しましょう。

残業代元本の計算が終わったら、次に遅延損害金を計算しましょう。
本来、残業代は毎月支払わなければいけないわけですが、会社はそれを怠っていたわけですから、その分の制裁を受けてもらわなくてはいけません。

では、遅延損害金はどれくらいもらえるのでしょうか。

遅延損害金の利率

残業代の遅延損害金の利率は年6%です。
今は、銀行の普通預金は0.01%〜という時代ですから、それと比べれば、かなりの高金利です。
たとえば、100万円たまった未払い残業代を1年間さらに未払いにしていると106万円になるわけです。

さらに、退職後はこの利率が大幅に上昇します。
退職後は年率14.6%です。
退職時に未払い残業代が100万円あって、そこからさらに、1年たつと114万6000円になるのです(ただし、残業代には時効があるので早めに請求すべきです)。

14.6%とならない場合

ただし、退職後であっても、この14.6%の利息がつかない場合があります。
それは、合理的な理由により、裁判所で争っている場合です。
何をもって「合理的な理由」にあたるかというのは不明確ですが、実際の残業代請求の事案でも、遅延損害金まで取れるということは少ないようです。

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