弁護士費用

弁護士に回収を依頼する場合、弁護士費用がかかってきます。
ここでは、弁護士費用の相場について説明したいと思います。

現在、残業代請求については、完全成功報酬制スタイル着手金&成功報酬スタイルの2つが主にあるようです。

完全成功報酬制は、最初にかかる費用がなく、残業代を回収できた場合にのみ、そこから、弁護士費用を支払うというものです。
残業代を回収できなかった場合は、報酬が発生しないので、ノーリスクで依頼することができます。

着手金&成功報酬スタイルは、昔ながらの弁護士費用基準です。
仕事を依頼するにあたって、一定の着手金を払い、残業代を回収できた場合にも一定の成功報酬を払うというものです。

弁護士費用の相場

完全成功報酬制の相場は、回収した金額の20%から30%程度というところが多いです。
一方、着手金&成功報酬スタイルでは、着手金が請求する金額の8%、成功報酬が回収した金額の16%というところが多いです。

たとえば、残業代を300万円請求して、200万円回収した場合にいくら弁護士費用がかかるか見てみましょう。
完全成功報酬制の場合、200万円の20%から30%ですから、40万円〜60万円が弁護士費用となります。消費税を入れると、42万円から63万円です。
自分の取り分は137万円〜158万円となりますね。

これが、着手金&成功報酬スタイルだと、着手金が300万円×8%の24万円(税込だと25万2000円)、成功報酬が48万円(税込だと50万4000円)で、合計75万6000円となります。
自分の取り分は124万4000円ですね。

1円も回収できなかった場合は完全成功報酬制は弁護士費用はかからず、着手金&成功報酬スタイルだと、25万2000円の赤字ということになります。
こうやって見ると、完全成功報酬制の方が得なように見えますが、たとえば着手金8%、成功報酬も8%の事務所だと、そちらの方が得な場合もあります。

結局、個々の事案によって、どちらが良いかは変わりますので、自分が依頼しようとする法律事務所の費用がどうなっているかをよくチェックするようにしましょう。
なお、弁護士費用以外に、交通費や切手代や印紙などの実費もかかりますが、これらの費用は数千円とか1,2万円です。
回収できる金額や弁護士費用と比べればわずかですから、実費を基準に弁護士を選んではいけません。

費用にとらわれ過ぎない

注意しなくてはいけないのは、あまりに弁護士費用にこだわりすぎないことです。
いくら弁護士費用が安くても、相手から残業代を回収できなければ意味がありません。あくまで、弁護士選びは相性や実力でやるべきであって、弁護士費用は脇役ということは覚えておきましょう。

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